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【手のかかる育児】え?そうなの?子どもは勝手に成長する!とは思えない

サボテンだって水が無いと枯れる

おばあちゃんの何気ない一言

先日、通りすがりのおばあちゃんにこんな言葉を掛けられました。

男の子2人連れて大変そうだねぇ。あたしも3人息子がいたけど放っておいたら大きくなったから!子供は勝手に成長するから頑張ってね!

5歳と3歳の落ち着きないメンズを連れて歩いていた私。

よほど大変そうで疲れた顔でもしてたんでしょうか。

そうなんです~もうやんちゃで困ってますけど、すぐ大きくなりますもんね。ありがとうございます。それじゃ…

と笑顔で会釈をし、通り過ぎました。

きっと応援・励ましのつもりで掛けてくれた言葉なのに。

私の中にモヤモヤしたものを感じました。

え?子どもって勝手に大きくなるの?私、今まですごく苦労して子育てしてきたんだけど。

 

やはり親のフォローは必要だと思う

たまに、『この子はブッダの生まれ変わりか?なんて手がかからず物分かりがいいんだ!!』って思う子供にも出会いますが、そんな子は滅多にいません。

でも少なからずいるんですよね、自分で考え自分で選択していける子は。

これは私の考えなので絶対正しいとは言えませんが、やっぱり手をかけて育てるって大事だと思うんです。

その子の性格や特性を理解して、支援したり環境を整えてあげることが大切なんじゃないかなと。

まだまだ小さい幼児期こそ、そう感じます。

特に発達障害を持つ子供たちは繊細なので、過剰にストレスを感じたりトラウマになってその後できなくなることがよくあります。

放っておいたり雑に育てると自己肯定感の低下しいては二次障害(うつ症状や自傷行為など)を起こす確率が高いと感じます。

よく言う「他人の真似をして勝手にできる事が増えていくんだよね~」というのも、実は当たり前じゃないんです。

自閉症スペクトラム症の子の中には、人の動きを真似する事が苦手な子もいます。

一つ一つ丁寧に教えていってあげないと理解できないのです。

 

最初が肝心!数々の失敗談

私がトッテンを育てる上で気を付けている事は「最初の印象を良くする」ことです。

これはどの子どももそうでしょうが、一番最初の印象が悪いとその後二回目に同じことをする時にスムーズに事が運ばなくなっちゃうからです。

自閉症スペクトラム症のトッテンは特にその傾向が強く、しかもそういう負(嫌な事)の記憶力がものすごくいいのでいつまでも覚えています。

子育ての中で後悔する事は色々ありました。

例えばワクチン注射。

 

不安症な子には怖すぎる病院という場所

何も告げずいきなり病院連れて行き、注射を打って帰る。

これは彼にとってものすごいストレスだったみたいで、あらかじめ何をするか予告もなく自分の予定になかった病院に連れて行かれ、いきなり押さえつけられて痛いことをされた!!とパニックになりました。

どうせ言ってもよくわからないだろうし、予告して「注射やらない!」と病院で大暴れされても困るからいきなり連れて行こうと思った私の作戦は失敗だったようで、病院に対して大きなトラウマを作ってしまいました。

いつまでもその嫌だった経験を引きずるのです。

その後、病院に行くとなると激しく抵抗し、痛い事をするお医者さんはイヤな奴だ!という考えになってしまい、「大の病院嫌い」にしてしまったのです。

それからは、いきなり行くというのをやめ、

・お医者さんは病気を治してくれる人

・ワクチンは病気にならないためにするもの

・〇〇日後に病院に行きます

・もし頑張れたら帰りにアイスでも食べようね!

など前もって伝えるようにしました。

そうすると初めはウダウダグズグズいうのですが、だんだん気持ちの整理がついてくるようなのです。

死ぬほど嫌だけど、頑張らなきゃと思うようになり、達成した後はたくさん褒めてもらって自信を付けます

ちなみにもうすぐ6歳になる今は、ようやくメソメソせずにワクチン接種する事ができるようになりました。

これは経験を積んで得た、大きな成長だと感じました。

はてな

一番最初の段階で、もし先に予告をしていたら病院嫌いにいはならなかったのか?というとそんなことはなく、恐らく病院嫌いは変わらなかったのかもしれません。でも少しはマシだったんじゃないかなという気もします。

習い事も慎重に検討せねばならぬ

失敗した英会話教室選び。

5歳になり、トッテンに何か習い事をやらせようと思った私。

やっぱりこれからは英語も話せるようにならないとね!と、よく調べもせず近所の英会話教室の体験に参加させました。

行ってみると、10人ほどの子供たちがギャーギャーワイワイと楽しそうにリズムに乗って英語のゲームや歌を歌っていました。

トッテンはその雰囲気に圧倒されつつも、ここまできたらやらねばなるまいと思ったんでしょう。

なんとなーくみんなの後ろの方に位置し、先生に言われた通り、ピョンピョン跳ねる犬のまねして「バウワウ!」と言ってました。真顔で。(Bow-wowバウワウとは英語での犬の鳴き声の表現。日本語で言うならワンワン!みたいなもの)

体験教室が終わり、感想を聞いてみると

全然楽しくなかった。みんなの前で歌って踊るのもやだ。英語嫌い!

Σ(゚д゚lll)ガーン…

そうなんです、そもそもたくさんの人の輪に入るのも苦手なうえに、人前で注目を浴びる事が好きじゃないトッテン。

そんな彼をこのタイプの教室に参加させたのは明らかに私のミスでした。

しかも年度の途中なので他のみんなは多少なりとも単語を知ってたりして慣れている中、何もわかってない自分に劣等感を感じた様子。→そして英語を嫌いになった。。。(トッテンは負けず嫌いでプライドの高い男なのです)

きっとトッテンにはマンツーマン、あるいは少人数のものが合っているんだろうなと思いました。

このまま英語に苦手意識を持たれると困るので、家で少し予習をし、少人数制の英会話教室を探そうかなと思っているところです。

それか、今なら「オンライン英会話」も流行ってますので、それもアリですよね!

ちょっと要検討しようと思います。

 

 

やっぱり身体を動かすのが好き

そんなトッテンですが、今は体操教室に通ってます。

小さい頃から多動だったせいかわかりませんが、体力もあるし運動神経はいい方のトッテン。

走るのも速いし、縄跳びも100回跳ぶし、跳び箱も恐れず6段跳びます。

自分の自信がある分野だと大人数でも構わないようで、楽しそうに通っていてほっとしています。(今はコロナウイルス感染防止のため長期お休み中)

こういう好きなことを、褒めて伸ばしていけたらと思ってます。

 

興味を持ったものを伸ばすというのは、とっても大事なことだと思っていて、私も今までいろいろ工夫してきました。

次回は「トッテンの興味の移り変わり」について書こうと思っています。

 

ちなみに一番最初にあるたんぽぽの写真…公園で偶然発見したのですが、すっごくでかかったんです!

左のが普通のたんぽぽ。茎?の部分が通常の10倍以上ある!黄色のふさふさも立派でした。

 

 

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  • この記事を書いた人

スー

初めまして!ご覧いただきありがとうございます(o^^o)北海道在住のスーと申します。 6歳と4歳の息子達がいます。 長男は発達障害で次男は未受診のグレー。 子育てって本当に修行。お母さんやめたくなる事だって多々あります。でも笑顔と寝顔を見てなんとか乗り切ってます(^^) そんな毎日の奮闘日記とオススメ情報を載せていきたいと思います。楽天大好きなので楽天ROOMも作成しました!良かったらのぞいてみてくださいm(._.)m いろいろわからないことも多く不慣れですが、どうぞ宜しくお願いします。

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