ネガティブワールド全開で不登校
めんどくさい
やりたくない
指示しないで
後でやる
人生つまらない
もうやだ
何のために生きてるの
ある時から、可愛い我が子がこんな事を言うようになりました。
まだ9歳ですよ?
新生児期も頻繁に起きるし、歩くようになってからは多動だし、その割に散歩は数字と文字を片っ端から読みたがるから進まないし、出来上がった輪の中には入れないし、いつまでもトイトレが進まないしで、生まれた時から育てづらい子であったことは確かなんだけれども。
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不安要素先取り男とお気楽男
それでも1,2年生の時はイキイキ生活してたのに。
3年生の秋になっていきなり。
学校楽しくない、何もかもめんどくさい、休んでいい?
が始まったのであります。
ちょうど次男も行き渋っていたころだったので、
というカエサルのような気持ちになった私。
半年前には悩みなんて一つもないし、友達もたくさんいるって言ってたのに。なんで?
学校行く行かないの攻防戦
基本的に子供は学校へ行くのが仕事、行って当たり前と思っていた昭和生まれの私だったので、めんどくさいから行かないなんて許せない。
しかも休み癖が付いたら、なお困る!
ってことで、朝は何度も声かけして無理やり起こす。起きようとしない。布団をはがす。布団に包まる。無理やり着替えさせる。足を突っ張らせて抵抗する。母怒り出す。母ため息をつく。母あからさまに不機嫌。
毎日そんな感じだったので、みるみるうちに情緒不安定な長男が完成。
ささいな指摘をされるだけでも、叫んだり物を投げたりして反抗するようになってしまった。
明らかに怒りのコントロールができない状態。
本格的な反抗期が来る前の、中間反抗期なのか?
とにかくこのままではあかんと思った私は、かかりつけの小児科で相談した。
小児科で漢方を処方してもらう
夜尿症の薬を処方してもらってる一般的な小児科の先生に相談すると、思ってたより軽い調子で漢方を出してくれた。
赤ちゃんも使えるのか。なんとなく安心。なんだか薬をもらっただけで心が軽くなった帰り道だった。
早速、夜ご飯の後長男に飲んでみてもらった。
ま、ま、まずい…!
漢方特有の匂いと粉の粒々。
薬が苦手な長男にはハードル高いかも…
でも本人も怒りのコントロールが聞かない自分が嫌なのか、飲んでみようと思ってくれた。
一包を10回くらいに小分けして、水も大量に飲んで、なんとか頑張って飲むことができた。
それはそれで夜尿が悪化しそうでそれもまた気になる始末。
そもそも夜尿の薬を飲む時は、たくさん水分とっちゃいけないしね。
でもだんだん慣れてきたらコップの半分量の水で、2回の小分けで飲めるようになった!成長した!
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1日2回で処方されたが、朝の忙しい時間に飲むのが困難だったため、先生に相談したら次回から夜のみになった。
三か月ほど飲んだ結論としては、期待するほど変わりはなく、ほんとに気休め程度(あくまでも長男の場合)。
だけど飲まないよりはマシな気がする。
と本人も思っているのか、しばらく真面目に飲み続けていた。
でも学校に行きたくないのは変わらないし、夕方~夜になると次の日の事を考えてしまうのか荒ぶる行動。
行きたくない原因は何なのか、根本的な問題を解決しないと前に進まないんじゃないか?
ひたすら原因探しの毎日
今になって思う。
行けなくなった原因は何なの?って聞いてもあまり意味がなかったかもしれないということ。
それなりに悩んでいる事は言うものの、どれも決定的なものではない。
だけど、『原因を取り除けばまた元気に学校へ行けるはず!!』と思い込んでたあの頃の私は必死だった。
何日にも渡ってわりと機嫌の良さそうな時にヒアリングしてみると出るわ出るわ数々の嫌だったこと。
なんなら何年も前の事も言い出す。(嫌な事の記憶はずっと残りがち)
ずっと彼を見てきた私からすると、うんうんあなたそういうとこあるよね…って思ってしまったんだけど、本人はイヤな気持ちになった!ヤな事言うやつ、みんな敵!という視野が狭い状況に陥っている。
・言葉のキツイ女子から注意されて嫌だった (無意識に怒られることをしがち)
・理科の実験中に急かされて嫌だった (とてもマイペースゆえにイライラされがち)
・先生の話がよくわからない (図工や理科など想像力が必要なものは苦手)
・算数の授業が簡単すぎてつまらない (数字に強いため)
・理科の先生の言い方がきつくてキライ (シニアティーチャーだとわりとそうよね…)
・教室じゅう皆うるさい (これは確かにツラいかも)
・学校が長い、ずっと座ってるのが嫌 (え、本当は立ち歩きたいの?)
と説明しても一向に受け入れようとしない。
(後から知ったけど、この考え方は自閉症スペクトラム症の特性のひとつらしい)
ストレスフルな時は何を言っても無駄なのよね…落ち着いてから少しずつ話しかけてみたりするのがいい、と思いつつもいつもそうはいかない未熟者の母ちゃん。
だんだんと声も大きくなり責め立てるような言い方をするようになり、ホント悪循環…
この時期が一番つらかったかも。
1つでも悩みが解決して学校へ行けるようになるなら…と思い、彼の悩みを羅列した紙を携えて夫と二人で学校で何度か相談させてもらった。
先生達も親身になって話を聞いてくださり、
・次の席替えではその口調がきつい女児とは席を離すようにしてみる
・本人が好きなリコーダーの課題をもっと増やしてやる気を出させる作戦
・ぼんやりしてるときにはこまめに声かけをする
・ツラくなったら保健室や相談室に行ってもいいんだよと促す
・二時間目登校でも全然よし!なるべく休まない方向で…不登校を防ぐ
といろいろ対策を練ってくださった。
事態が好転すると少しは行けるようになる…良かった(親は大喜び)!
だけど…数日たったらやっぱり行きたくない。(親は激しく落胆…)
そして新たな行きたくない理由を言い始める。
その繰り返し。
要するに、学校を休みたいがために、親が納得してくれそうな言い訳を探しているってこと?
もう何が何だかわからんよー
どうしてそんなに行きたくないんだよーーー
もう一喜一憂するのは疲れたよ!!
徒然日記②へ続きます…
▽▽イライラと疲れにより頼ろうか迷っていた命の母▽▽
▽▽読み漁った不登校の本▽▽