触覚過敏気味の次男は、よく手を拭く
手を汚したくない次男
前回は感覚過敏についてのお話しを書きました。
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【感覚過敏】とっても繊細で疲れやすいので無理強いできませぬ
感覚過敏ってご存じですか?世の中には音に過敏だったり匂いに過敏だったり、色々な人がいます。そして生きづらさを抱えている。私の子供もそうでした。周りが理解を示すことで変わることもある。日々勉強ですね。対策を考えて少しでも過ごしやすい日常を。
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長男トッテンの特性は聴覚過敏ですが、次男は触覚過敏気味です。
次男に関しては診断を受けたわけではないので、はっきりと発達障害があるとは言えないのですが、ちょいちょいそれに当てはまる様子が見られます。
・多動(でも最近はほんの少し落ち着いてきた)
・言葉が遅い(二語文多い)
・触覚過敏(手を汚したくない)
・同じ言葉を繰り返す(同意してもらえるまで何度も言う)
・声の大きさの調節が難しい(どんな場所でも声がでかい)
・とにかく回るものが好き(特に扇風機に異常な執着)
まぁ普通の元気がいい男の子じゃないの、って言われればその通りなんですが。
でも上記の事柄が次男に対して私がいま気になっているポイントなんです。
今回は次男の触覚過敏について書いていきたいと思います。
少しでも服が濡れるとすぐ着替えたがる
濡れたまんまでいることがとても嫌なようです。
そりゃ誰でも濡れた服でいるのはイヤですが、ほんのちょっと袖口が濡れただけでも我慢できないようなのです。
それでいて洗面所などでの水遊びが好きなもんですから、いっつも着替えるはめになり洗濯の回数も増えます。
困ったもんです・・・。
ちなみにこの水遊びを過剰に好む、ってのはトッテンもそうでした。
いつも公園の水飲み場に張り付いて蛇口を全開にするっていうのが悩みのタネでした。いや、今も(笑)
手に米粒が付くのが許せない
米粒って時間が経つとカピカピになるくせに、温かい時に触るとべたつきますよね。
手で潰そうもんなら指と指がくっつきます。
長男がちっちゃい時は食べ遊びと言いますか、食べ物をつかんだり握りつぶして感触を楽しむことをしていたように思うのですが、次男はあまりしませんでした。
それどころか手に食べ物が付くと必死な顔でウェットティッシュをせがみます。
手掴み食べはするのですが、べたつかない物のみです。
そのため次男が生まれてからはウェットティッシュの消費量が増えました。(ズボラな為、毎食後に手拭きタオル洗うのが面倒でいつも手口拭きを使ってます)
焦って手を拭おうと衝動的に服になすり付けるので、お洗濯量も増えました。
今はスプーンやフォークが使えるので、それほど手は拭かなくて済むようになってきましたが、うっかり手にタレや納豆(好物)などが付こうもんなら大騒ぎです。
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小麦粉粘土でパニックになる
以前通っていた療育先で、小麦粉粘土遊びの日がありました。
食紅を混ぜた小麦に、水と塩と油を足して練っていくとあら不思議!いろんな色の粘土ができちゃいます!
というステキな企画です。
当日それをやると聞いた時、何となく嫌な予感はしました。
そして案の定、チョロボンはパニックに陥りました。
最初の小麦粉をサラサラ触ってるときは楽しんでたんです。
でも問題は小麦粉に水を足して混ぜていく過程。
そりゃそうですよね、ねちゃねちゃMAXですからね。
私でもゾワゾワする感じです。
もう早く手を洗いたい一心で離席し、泣きながら床に寝転ぶチョロボン。
先生達が子どもの手を拭いてくれてる間に、私は急いで粘土をこねこねこねこね…ある程度こねると全くべたつかない粘土になるのです!
落ち着いたころを見計らって、もう一度粘土遊びに誘うと、伸ばしたり型抜きしたりと楽しそうに遊んでいました。
やっぱりあの粘着感が非常に嫌だったようです。
その後持ち帰った小麦粉粘土で長男トッテンと一緒に遊びました。
彼は触覚過敏は無く、ベタベタしてても全然平気ですのでとっても楽しそうでした!
この自粛期間のおうち遊びに、簡単に作れる小麦粉粘土はいかがですか??
材料が小麦なので、万が一口に入っても大丈夫なので安心ですよね。
注意ポイント
お米のねんどなんかも売ってますよ♪
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ダイソーの「こむぎねんど☆型セット」
手作りの小麦粉粘土は多少なりとも粉々して家が汚れます。
それが嫌な方には100均ダイソーの「こむぎねんど型セット」がおススメ!(参考の写真、使用後の上に箱破けててすみません…笑)
少量ですが色とりどりの粘土が7種類。しかもなんと「型」も4種類、ローラーまでも入ってます!
初めて見つけた時には、あまりのお得さに目を疑いました。そして二つ購入。
さっそくおうちでこねこね粘土遊び。2人とも集中して、かなり間が持ちました。
「青」と「緑」を混ぜるとどんな色になるんだろう?
などなど、粘土を少しちぎって混ぜ混ぜして実験できるのも◎!手先を使う練習になるのも◎!
そう考えると粘土ってコスパがよくて優秀なおもちゃですね。
一応小麦粉なので作品は保存せず、数日続けて遊んだ後に捨てました。
不思議な感触の砂「キネスティックサンド」
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だいぶ前に話題になったこのキネスティックサンド。
砂と少量のシリコンを混ぜてできているらしいですが、とにかく面白いです。
適度に粘度があり、かといって手にもくっつかない。
手触りもよく、ヒンヤリしてて癖になる感触です。子どもより、むしろ私の方が楽しんでるかもしれない。
握って形を作ったり、型を取って遊んだり自由自在!
指先を使うトレーニングとしても、創造性を伸ばす良いツールとしてもおススメです!
「室内用の砂」として宣伝されてますが…正直に言います。
めっちゃ散らかります。笑
なので我が家では室内では遊ばず、天気のいい日に庭に敷物しいてその上で遊んでいます。
小学生とかだと散らかさずに遊べるのかなぁ?
でもうちはやんちゃ盛りのメンズたちなので、静かに遊んでても砂が散らばります。
家の中ならたいそう苛立ちますが、外なので全然OK!最悪砂がなくなったらまた別売りの砂を補充すればよいのです。
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トッテンは筒の中に砂を入れて、それを押し出す作業がお気に入り。
チョロボンは魚の型抜きをして、ナイフでサクサク切るという作業がお気に入りです。
その切る感覚は…何とも言えず最高なんです。ぜひ体験してみて欲しい~!
無理に慣れさせなくてもいいじゃないの!
こんな感じで、手に付かないものだと楽しく遊べるので、私は無理にベタつくものに慣れさせようとは思っていません。
人間だれしも、苦手なものはありますもんね。
もしかすると回数を重ねれば慣れるかもしれませんが、本人の様子を見て決めたいとこですね。(後日談:小麦粉粘土を5回ほど繰り返したらだいぶ触れるようになってきました!でもすごくイヤそうな顔はする。)
感覚とはちょっと違うかもしれませんが、私も虫が大っ嫌いです。
30年以上生きてますが、好きになんてなれそうにありません。
人は人、自分は自分ですよね。
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