スモールステップで成功の喜びを増やす
一方通行な会話
マイペースなおしゃべり君トッテン
前回くもんのカードの時にも書いたのですが、トッテンは説明するのが極端に苦手な子です。
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くもんのカード(KUMON CARD)
色々な使い方があるカード 前回はくもんの知育玩具①、知育玩具②についてでした。 今回は ...
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前々から感じてはいたんです。
自分の好きなこと(マリオや数字の話など)はとっても流暢にペラペラしゃべるのに、
などのざっくりした質問には
などと言ってはぐらかす。
幼稚園が楽しくないのかな?と思ってあまりその話題に触れなかったりもしたんですが、他の話題でも何を伝えたいのかわからないことが多々ある。
いつもそんな感じなので、毎日幼稚園で何を過ごしているのかはベールに包まれていて謎でした。
言語聴覚士の先生に相談したら、具体化(細分化)して聞くのが良いとのことでした。
「なにをしてきた?」ではなく「今日はお休みの子いた?」「給食は何だった?麺?ごはん?」「何をして遊んだの?鬼ごっことか?ブロック遊び?」などなど…。
私は基本、大雑把なO型母さんなので正直とても面倒に感じるのですが、確かにこの方がすいすい答えてくれます。
どうやら彼は細かく具体的に言ってほしいタイプなのです。
私がよく使う「ちょっと待ってて」も、「あと5分待ってて」に言い直すと素直に待つことができます。
出先での「もう少しで帰るよー」という声かけも、「〇時〇分になったら帰るよ」っと言ってあげた方がグズグズせず、すんなり帰るのです。
「その辺適当に片づけておいて!」も「そのおもちゃは、この箱に入れておいて!」に変換するとスムーズに事が進むのです。
言葉かけの仕方って大切ですね。
私もついつい雑に話してしまいがちですが、意識しようとは心がけています。
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まぁ3歳頃から3語文をしゃべり始め、今は5歳。
もし自分が外国に住んだと仮定して、2年じゃまだまだうまいこと話せなくて当然ですよね。
気長に見守っていこうと思います。
ワーキングメモリの働きが弱い
忘れっぽく集中力がない
ワーキングメモリとは、一時的に情報を脳に保持し、処理する能力のことです。
この機能が弱いと、指示に従うことが苦手、会話がちぐはぐになる、不注意で場違いな行動を起こしまう、といった困りごとが発生するみたいです。
一緒に暮らしててよく感じることなんですが、トッテンは短期記憶が苦手です。
自分の好きなことに対しての記憶力(長期記憶)はすごくいいんです。
例えば
と、同じクラスの子の誕生日をほぼ覚えていたり。(20名以上いるのに!)
と、楽しかったり印象に残ったイベントなどそういうことはずっと覚えてたりするんです。
でも、一度にたくさん指示をされたりすると頭がショートします。
と声をかけると、
みたいな感じで脳みそいっぱいになり処理しきれないようです。
そのうえ注意力散漫なので、そもそもしっかり聞いてないことも多々あり。
(これは私もそのような傾向があるのでとっても気持ちが分かります。1つずつ言ってくれたら助かる。口頭で電話番号言われても全然覚えられないんです。)
例えばお使いを頼んでもすぐ忘れちゃうと思います。
なんて言われたら、家を出た瞬間に忘れるんじゃないかなと思います。私も無理だな…。頭ぐるぐるしちゃいます。
絵カードや図表などのツールを使って視覚化し、理解して覚える、っていうのは効果的に思います。
こまめにメモを取る、できれば復唱しながら。を習慣づけさせたいと思ってます。
絵本を読んでいても、読んでるうちに文章の内容が分からなくなってる感じも見受けられます。
これはきっと小学生になって国語の文章題で苦労するだろうなと思いますね。
我が家で実践している遊び
ワーキングメモリが少しでも鍛えられる遊びがないかなー?と思って色々考えました。
どれも交代でクイズを出し合い答える方式になっています。
そしてジャンルを決めた方が覚えやすいかもしれません。(野菜シリーズや乗り物シリーズなど)
例)さかなを反対に言うと~?→なかさ!
文字数をどんどん増やしていったりする。でも親子ともに5文字が精いっぱい…
初めは少ない枚数から。どんどん増やしていく。
楽しく取り組めるので親子のコミュニケーションにもなりますね!
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我が家でも使ってますが、気持ちの切り替えが苦手な子に有効です。↓
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