冬休み明けも続く五月雨登校
行きたくない発言から約4カ月経過した頃、学校へは週に3,4回登校し、遅刻も頻繁にするようなっていた。
とてもじゃないけど毎日なんて無理そう。本人がとても疲弊している感じが見ていてつらかったため、休んでいいよと言った。
休んでいいよと言ったとたん顔がパッと明るくなる。
だからと言って休んだ日は家でダラダラ過ごしてほしくないという思いから、みんなが学校に行っている間はゲームYouTubeは禁止というルールにした。
参考にして読んだ本やテレビなどでは、「心からリラックスさせるのがよい。ゲームも好きなだけやらせて良い。」と書いてるものもたくさんあったけれど、自分の息子のタイプを考えるとそれはどうも危険な気がした
デジタルツールを与えるとすぐに夢中になり過集中、ハマったらやめられないタイプ。
ある程度制限しないとゲーム依存症になるという可能性がとても高い。そう思ったのであえて制限をした。
これが正解なのかはわからない…。
でもゲームがやりたいがために休むというのを避けたかった。
お留守番中、音なしで過ごすのを怖がるためテレビとビデオは解禁。
多分ずっとビデオ見て過ごしてたんじゃないかなぁ。同じものを何度でも飽きずに繰り返し見る人だから…。そしてセリフを完コピし、再現して遊ぶという…(呆)
デジタルツールと発達障害
ちょっと話が逸れるかもしれないけど、発達障害とデジタルツールって相性いいですよね。
何というか多分他の子より食いつき方が違うというか。没頭するというか。
例えばチャレン〇タッチなんかも、紙タイプよりはタブレットタイプの方がどんどん進んだり。
だからこそのめり込みやすくて切り替えができなくて怖い、ある意味相性が悪い。
私からみる長男の依存性の順としてはテレビ<YouTube<アプリゲーム
幼い頃からiPadでゲームさせてしまっていた私が悪いのだけど、とにかく
・にゃんこ大戦争
・ロブロックス
・青鬼
これらは楽しくて仕方なかったらしく、もう終わりの時間だよーと言われるタイミングの荒れ具合がひどかった。
デジタルツールは簡単に興奮と楽しさをもたらすが、発達障害の長男とはあまり相性がよくないと私は常々思っている。
お絵描きやパズル、くみくみスロープやレゴ…我が家には結構おもちゃがたくさんあるが、どれもゲームにはかなわない。
暇な時間、何をしてても
になってしまい、しばらくデジタルツールで遊んだ後は離脱症状のようにむなしい時間が訪れる。
黙っていても次から次へと楽しさを提供してくれるYouTubeは、いいように使えば知識を増やしてくれるが
子供って面白いくらい役立たないくだらないものを好む。
ちょっと言葉遣いが乱暴なやつとかね。
▽▽こういう学習系動画だったらどんどん見たらいいと思うけど▽▽
-
【興味ある事】こどもの好きなことと探求心を応援する応援団長
宇宙のロマンを求める5歳児図鑑を持ち歩く男最近、宇宙に興味を持ちだした長男トッテン。持ち前の探求心を遺憾なく発揮し、YouTubeで宇宙チャンネルを真剣に見たり、小学館の図鑑NEO の「宇宙」をじっと眺めています。好きな事への熱意がすごい!羨ましくなるくらい。
続きを見る
そんなわけで、なるべく画面を見る系は長い時間やらせない様に気を付けた。
と言っても多分よそ様よりは長い時間だし、辞め時は気持ちの切り替えができなくて相当ギャーギャーいうし、ルーティーン化してるので365日欠かさずやるんだけど。
デジタルツールとの関わり方は永遠のテーマだわ…
仕事中も気になって集中できない
子供が休んでるとは言え、発熱してるわけでもないので仕事には行った。
一緒になって家にいたら絶対嫌味のオンパレードを言ってしまいそうな気がしたし、お互いのためにもいいと判断。
夕方暗くなってくると怖がるので、少し早く帰れるように調整してもらった。
休んだ日は、この先の息子の人生を憂い、凹んだ状態で出勤。
昼休みには毎度安否確認の電話。
遅刻の日には、仕事中にコッソリGPSで学校へ向かったかのチェック。
(ランドセルの中にエアタグをつけた財布を持たせていた)
いつ早退の連絡が来るのか不安でこまめにスマホを確認。
仕事が休みの日には、私が家にいると登校しない確率が高いので(一緒になって休みたがる)、朝マックでコーヒー(エアタグで息子の行動監視しつつ)飲んで待機。息子が家を出たら、帰宅し家事をする。
という生活をしばらく送った。
学校にはほぼ毎朝連絡する日々。
仕事で先に出なければならないので
という何とも歯切れの悪いあいまいな言い方をする母親。
本当に子供を置いて仕事に行っていいのか!?と悩んだ時もあったが、学校に相談したら
「今のトッテン君の場合、むしろその方が良いと思います。」
と言ってもらえて救われた気持ちになった。
でも続けてこうも言われた。
「問題は完全に学校に来れなくなった時です。その時は仕事のことも含め、色々考えましょう。」
なんでいきなりこんな大変な生活になってしまったのか。
なんで他の子は普通に行けているのにウチだけ…。
家の外から聞こえてくる登校途中の元気な子供の声が辛い。
この同僚の子は普通に育ってるんだなぁ、いいなぁ。
不登校なんだよねーなんて言いづらいし、相談もできない。
(のちのち相談したら、同僚の子も不登校だった。案外知らないだけで結構多いのかもしれない)
不登校直後~半年間のこの頃は精神的にきつかったなぁ…
どう接していいか、自分の気持ちにどう折り合いをつけるか、いつも心が揺れ動いてた気がする。
うちの場合、父親(夫)が登校を促すとさらに荒れて面倒なことになる(私よりはるかに優しいのに)という傾向が見られたので、長男対応は主に私。
なおさら逃げれず辛かった。
あともう少しで児童精神科の先生と話せる!きっと解決策がある!
その思いで毎日耐えた。
次は病院でのお話に続きます→
-
【厄介なこだわり】人前での着替えは完全拒否だった長男の、初めてのプール授業
一体全体なぜにそこまで裸を見られるのが嫌なんだい!?と肩をつかんで揺さぶりたいくらい、うちの長男は人に体を見られることを嫌がりました。それによってトイトレは進まず、園での水遊びも楽しくないものとなり、色々こだわりがある事によって生きづらそうで大変だなぁとよく思ったものです。そんな彼の初めての学校プールデビューのお話し。
続きを見る
-
【楽天で買ったおすすめ品】シンプルで使いやすいキッチンを目指す
【tower】戸棚下収納ラック 以前から欲しいなぁーと思ってたんですが、先日お邪魔した新築のお宅に ...
続きを見る