我が子が発達障害だと診断されたときの気持ち | 数字とエレベーター

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私について 長男について

我が子が発達障害だと診断されたときの気持ち

本人が困っている・ツラい=発達検査をしよう

出口の見えないトンネルにいた日々

私は長男が4歳を過ぎた頃、発達検査を受けるため病院を受診しようと決意しました。

1歳半健診に落ち着きのなさが気になり相談した日から、ずーーっと頭の中に居座っていた「この子は発達障害じゃなかろうか?」という気持ち。

長男トッテンについて~多動多弁の元気っ子~

長男トッテンは多動多弁で元気な男の子。高い所に登ったりしてスリルを楽しむ。そのわりに繊細で慎重な一面を持ち合わせています。

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多動っ子との買物は修行だ~エレベーターに乗りたい~

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何か周りと同じようにうまくできる日があれば

やっぱりちゃんとできた!きっと人より成長が少し遅いだけだ!

安堵し、全然思うように動いてくれなかったり手こずった日は

うーん、やっぱり発達に問題があるかもしれない…周りに比べて大変すぎる。

深く落ち込む

 

これを繰り返してだんだん疲れてきた私は、あのころ少し育児ノイローゼ気味だったかもしれません。

なんというか出口のない迷路をさまよっているように。

誰に相談していいのかもわからず、ネットで情報を探る日々。

本当に毎日イライラして疲れていました。

 

息子の事を知っている周りには(特に両方のじいちゃんとばあちゃん)

「別に元気な男の子じゃない!小さいうちはこんなもんだよ!心配し過ぎだよ~!!」

と言われ…。

でも実際365日一緒にいて一番息子の事をわかってるのは父親と母親なのです。

一緒に生活していて何か違和感を感じる、母親の勘って当たると思います。

 

そう思って、ドキドキしながら診察予約の電話をしたわけです。

それから予約当日まで3か月待ち!そして3回に分けて発達検査をし、診断名が確定しました。

 

先生はサラッと言いました。

「自閉症スペクトラム症」・「ADHD」です。

 

突きつけられた現実

分かってはいたけど…ほぼそうだろうとは思っていたけど…帰宅してからショックで泣きました。

・もう後には戻れないような、トッテンの将来に対する不安

・やっぱりそうだった、自分の育て方の問題ではなかったという安堵感

今更だけど本当に検査を受けて良かったのか

・特性を理解してこれからの対応がうまくできるようになる

・うまれつきの脳の障害って…なんでそうなってしまったんだろうと自分を責める気持ち

とが入り混じった不思議な感覚でした。

そんなぐるぐるした感情の中、救ってくれたのは夫の言葉でした。

今回診断名が出たことは、長男にとってマイナスの事なんか一つもない。発達障がいだと知らずに頭ごなしに怒られ続けていく方がよっぽど悲しい事だ。自己肯定感の低い人間になっただろうし、本人も困り続けていくことになっていただろう。
俺はむしろ長男のこの発達の凹凸の凸の部分にかなり期待している。周りと同じように平均的じゃなくたっていいんだ。
得意な部分をたくさん伸ばしていこう!そして彼に合った育て方をしよう!

確かにそうだと思います。

これからはこの子に合った育て方、より良い選択をしていこうと思えたのでした。(まぁ1週間は暗い気持ちを引きずりましたけどネ)

 

あれから1年経った今

私は「発達障害」というものにすっかり前向きにはなってますが、どうしてこの子はこうなんだと壁にぶち当たることもたくさんあります。

まだまだ完全に受け入れられたわけではなく、親が受容していくにも時間がかかるという事ですね。

でも怒る回数は確実に減りました。

「怒っても仕方ないよ、お母さん。これはね、本人も止められず衝動的にやってることだから」

と先生に言われてから少し接し方を変えました。

悪いことをしたときにはもちろん叱ります。

でも理解しようという気持ちが増えました。

例えば、

・して欲しくないことを紙に書いて壁に貼っておく。

・登って欲しくないところに【×】印の紙を貼っておく。

・できたらご褒美シールを貼る。

もししてしまったら、「コラ!そんなことしないでって何回も言ってるでしょ!!」と言わずに静かに壁を指さす

すると本人、ハッと気づく

目から入る情報は記憶に残りやすいので、これを繰り返すと問題行動は少しずつ減少していく。

などなど、うまくいくばかりではないですが、少しずつ対処法を考えてるところです。

 

そして幼稚園の先生にもトッテンの性格・特性・対処法をまとめた「トリセツ」をお渡しして協力してもらってるおかげで、前よりは少し生きやすそうなトッテンになったような気がします。

これからも発達に関する本や講習会に参加して、たくさん知識を増やしていきたいと思っています。

【個人懇談】子供の取扱説明書を持参する母とこだわりの塊くん(長男編)

先生を独占し、「我が子はこんな子です、手がかかりますがどうかよろしく!」と一対一で話せる場、個人懇談。発達障害を持つお子さんをお持ちの方なら特に、なんとなくぽわわ~んと終わらせてはもったいないです。伝えたいこと、気をつけて見ていて欲しい所をあらかじめ考え、先生に上手に伝えましょう。きっとお母さんにもお子さんにもプラスになるはずです。

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ちなみに病院受診当時のトッテンの困りごと

・順番が待てない
(待ってと止められると床で軟体化)

・じっとしていられない
(いつもそわそわしている)

・集団が好きではない
(みんなの輪にうまく入っていけない)

・エレベーターや数字への関心が尋常ではなく、何度も繰り返す
(こだわり)

・靴下は脱ぎたくない
(イベント時ひとりだけ靴下着用)

・帽子はかぶりたくない
(真夏でも)

・少しでも強い口調で話しかけられると泣く
(怒られてると思う)

・大きな音が苦手
(音のなる椅子に座って飛び上がる)

・いつまでもトイレトレーニングが進まない
(便座が怖いから座れない)

・人前で裸になれない
(内科検診受けれず)

・極めて病院が嫌い
(何をされるのか、先が見通せない不安)

その他もろもろ…

 

次回は本人が困ってなさそうな次男について書こうと思います。

 

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  • この記事を書いた人

スー

初めまして!ご覧いただきありがとうございます(o^^o)北海道在住のスーと申します。 6歳と4歳の息子達がいます。 長男は発達障害で次男は未受診のグレー。 子育てって本当に修行。お母さんやめたくなる事だって多々あります。でも笑顔と寝顔を見てなんとか乗り切ってます(^^) そんな毎日の奮闘日記とオススメ情報を載せていきたいと思います。楽天大好きなので楽天ROOMも作成しました!良かったらのぞいてみてくださいm(._.)m いろいろわからないことも多く不慣れですが、どうぞ宜しくお願いします。

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