久しぶりに児童精神科を受診した日
予約して3カ月半、待ちに待った受診の日がやってきた。
今回は初めて行く児童精神科。評判のいい女医さん。
魔法のようなことが起きることを期待して車で45分かけて隣町へ。
運転はそんなに得意じゃないし好きでもないけど、市内によさげな児童精神科が無いから仕方ない。
以前通っていた病院はどうしたって?
行きたくなかったから変えました。
ヤダッタンダモン
前回の児童精神科での苦い思い出
約6年前、長男トッテンは4歳の頃に近所の児童精神科で自閉症スペクトラム障害とADHDの診断が出ている。
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そこの男の先生は、60手前位の何かしゃべり方に圧を感じるタイプ。
思ったことは言うし、何なら落ち着きのない本人にもダメ出しをする。
普通の小児科としても子供を診てるから、専門医じゃないのか?
なんとも繊細じゃない先生だった。
全然好きじゃなかったけど、また一から検査を受け直して他の病院で見てもらう気力もわかず、とりあえずST(言語療法)を受けるためと、夜尿の薬を出してもらうため定期的に通っていた。
なんか不信感をぬぐえないまましばらく通ったけど、決定的に嫌だったのは受付の人と他の患者の悪口を言っているのを聞いたとき。
クスクスクスクス…受付から聞こえてくるささやき声。
えー!?私、待合室にいるんですけど!?休憩時間じゃないですよね!?
ってドキドキした記憶。
あとは夜尿症の薬を出してもらう時に、何となく責められた気分になる言い方をしてくること。
現状報告のため、今月は○○回漏らしましたと報告すると、
と言われる。
そんな事言われたって、息子の膀胱の問題なんて私にゃどうする事もできない。
毎度その報告タイムが嫌だった。
だんだん息子もSTに行きたがらなくなり、別の療育先を見つけたという理由で病院でのリハビリを打ち切り、通うのをやめた。(言うの、かなり緊張した記憶アリ)
駐車場も狭いしストレスだった。
その後、年長の間は近所の療育(個別)に通い、小学校に上がるタイミングで円満退所。
幸いにも小1、小2の時の長男は比較的落ち着いていて診断も誤診だったのでは?って思ってしまうほど順調だった。
しかし3年生後半になって訪れたこの行き渋りと、情緒不安定さ。
これは生きづらそうだなー。
また新たに医療につなげればならない…と思ったわけであります。
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初診…先生と初めての面談
ドキドキしながら扉を開けたら、そこにはマイクラのぬいぐるみに囲まれた50代くらいの温和な女性の先生が座っていた。
3か月前に予約をした電話で、
『担任の先生から学校での様子を書いたお手紙をもらっておいて欲しい』
と言われていたので、前もって学校の先生にお願いしていた手紙を女医先生に渡した。
その結果をフムフムと読んで、笑顔でゆっくりわかりやすくトッテンに話しかける。
好きな事・興味ある事・得意な授業・苦手な事・今の困りごと。
トッテンは自分の気持ちを説明するのが苦手なので、
うーん、とか、えっとーとか織り交ぜながら何とか話している。
隣で聞いてる私としては
とか
とか横から口を挟みたい度MAXだったが、そんな野暮なことはしない。
なぜなら前の病院や過去に行った保健センターなどで
と言われたことがあるから。(笑)
要するに過干渉気味。
しどろもどろ話す息子にやきもきしながらじっと我慢。
そしてようやく訪れた私のターン!
『じゃ、しばらくトッテン君は待合室で待っててくれる?お母さんとお話ししたいから。』と女医先生はトッテンに声かけ。
ようやく解放されたと安堵の表情を浮かべながら待合室へと向かったトッテン。
それから1時間近くヒアリングタイム。
初診はたっぷり時間をかけてアレコレ聞いてくれた。
(この時間トッテンは待合室で看護師さんとパズルで遊んでいたようで大人しかった)
伝えたいこと、聞きたいこと、困っていること、たくさんメモしていった私にはあっと言う間の1時間だった。
1日中話を聞いて欲しいくらい。
出生歴・性格・家での様子・困り事…諸々含めて考慮し、先生が静かに言った。
『次回、発達検査をしてみましょう!』
メモ
初診で言われたこと覚書( ..)φ
・学校は毎日行けなくても良い。でも2時間目からでも1日おきでもいいから学校に行く事はした方が良い。
連続して休むとどんどん行きづらくなる。
というスタンス。
・子供が何を考えてるのか全然わからなくて…。と言ったら、アッサリと。
子供の気持ちを理解しようなんて無理です。全然違う人間なんだから。
・スモールステップで成長を見守る。小さなことでもいいから、とにかく褒める!
日常の当たり前の事、例えば自分で歯を磨く・靴を履く・着替える、そんな小さなことでも認めてあげる。
・実況中継をしてみたりするのもいい。
行動の一つ一つを実況中継したりすると、案外動き出したりする。お互いイライラするより楽しく過ごせたらいいよね。
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