親の悩みのタネ
変わりつつある兄弟の力関係
我が家にも兄弟げんかという悩みの種がふわふわと飛んできましたよ~。
今まで兄というものは弟のチョロボンにとって、よくわからないけどいきなり叩いてくるという恐怖の存在であり、絶対服従でした。(母に怒られたりして、兄のご機嫌が斜めの時に八つ当たりされて巻き込まれていた)
小さないざこざはあったものの、あまり激しい兄弟げんかには発展せず平和な関係。
チョロボンは決して兄のものを奪ったりしないし(大好きなお菓子でも)、奪われてもたいして文句を言わず別のもので遊ぶという感じ。まぁ、あんまり物事が理解できてなかったのかもしれませんが、ポヤァ~~っとした子でした。
俗にいう、イヤイヤ期到来
しかし最近3歳も近くなり、どうやら彼はいろいろ自分の考えが芽生えてきたようです。ちょっと気づくのが遅いような気もしますが…、ようやくここまで成長したようです。いわゆるイヤイヤ期到来です。
(イヤイヤ期は、子どもが成長し「自分の欲求」を認識して相手にぶつけるようになる第一次反抗期のこと。 個人差はありますが一般的には1歳半辺りから始まり、2歳頃にピークを迎えると言われています。 ... 「イヤ」と言うことで相手がどうするのかということを子どもは学習していきます。)
引用先:ジンボリー公式HP
・気に食わないご飯の内容だと去っていき、座って!と言ってもイヤだという。
・友人宅や支援センターから帰る際、今まですんなりできていた帰り支度を「着ない!帰らない!」と頑張る。
・外出して帰ってきて、まっすぐ玄関に向かわない。「家に入らない!」と言い張る。
・靴は反対に履くと言ってきかない。
・雪を食べるなと言っても、ニヤリとしながら食べ続ける。
・その他盛沢山
兄に対しては…
・物を奪われては怒り狂い追いかけて物を投げる。
・押されたりしたら押し返して物を投げる。
・悪さしてる最中に兄から注意を受けたら癇癪起こして物を投げる。
・その他盛沢山
恐ろしいですね。しかも加減なしの「物を投げる」です。
兄もビビッてマリオのカメのこうらクッションを盾にして応戦しています。
この物を投げる行為には、かなり悩みました。
何度注意しても頭に血が上ると制御不能なようです。ちゃぶ台すらもひっくり返す勢いです。
しかも言えば言うほどひどくなるような?かといって危ない行為なので無視もできないし…どうしたらいいのやら。
途方に暮れて療育の先生に相談してみたところ、
とのアドバイスをもらったので早速実践してみました。
物を投げる行為の対処法
トッテンの大事なおもちゃを乱暴に扱い、触るなと言われカチンとくる
チョロボン、トミカを振りかぶる!
母、飛んでってボールに持ち替えさせる
チョロボン、これじゃない!と怒る
母、いいから投げてみて!と声をかける。
チョロボン、遠くにポーンと投げる(素直にやるところがまだ可愛げがある)
母、大げさに驚き拍手
チョロボン、まだ怒り静まらず他のおもちゃを手に取り振りかぶる
母、犬のようにボールを拾いに行ってまたチョロボンに持たせる。
これを5回繰り返したあたりで正気に戻ったらしく、今度はボール投げが楽しくなったようです。気をそらす事に成功ですね。アンガーコントロールでも「カッとなったら6秒数えてみよう!」って言いますしね。ポイントは明るくおどけてみたところです。実際、心の底ではイライラしてますけどね!
確かに頭ごなしに鬼の形相で
と叱るよりはいいのかもしれません。うちの場合、叱ると余計やりますから。
落ち着いたときに優しく「投げたら他の人に当たって危ないこと」を伝えられたら理想ですね。
でも振りかぶってから投げるスピードが速いのでなかなかうまく出来ません。
びっちりそばについていればできるのかもしれませんが、色々家事とかやることもたくさんありますしね。あとは母も人間ですので相当ストレスたまります。優しく諭してばかりではいられません。
それからこの方法は単純なチョロボンだから通用したのであって、子供なのに色々考え子供らしくなかったあまのじゃくで賢いトッテンにはきっと効かなかったと思います。
果たしてこの対処法は正解なのか何なのかわかりませんが、もう少し続けてみようと思います。
はぁ、ここ最近毎日しんどい~疲れるわ~
ところでアンガーマネジメントって勉強したら面白そうですよね。
とくに発達障がいの子を持つ親には役立つ知恵がたくさん詰まってそうな気がします。
一度本を買って読んでみようかなと思ってるとこです。