彼の数字へのこだわりは飛び抜けている
計算問題を出すとイキイキする5歳男児
前回、我が家ではこの自粛生活の間何をして過ごしているかを紹介しました。
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コロナで自宅待機中の遊び
続く不安と閉塞感 この状態はいつまで続くのか 拡大を続ける新型コロナウイルスの感染。 世界全体の感染 ...
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今回も自粛中の遊びの話を書こうかと思ったのですが、少し特殊な遊びですので参考にはならないかもしれません・・・。
計算ごっこ
我が家の長男トッテンは発達に凸凹ありの、色々なこだわりを持つ男。
なかでも数字に関する興味の持ち方、吸収力は親の私から見ていてもすごいと思います。
YouTubeで九九の歌を食い入るように見て、すぐに暗記。
5歳にしてかけ算とわり算の計算ができるようになりました。
さらに組み合わせたバージョンもすぐに理解しました。
今はこの計算ごっこが彼のマイブームのようです。
面白いのは、計算問題を出せば出すほどイキイキしてくるところです。
彼にとっては計算して答えを出すってことがゲーム感覚なのでしょうね。
難題にすればするほど俄然張り切りますが、難しすぎるとへそを曲げるので出題者も気を使います…。
ところで、一十百千万億兆…この先って知ってますか?
一体この先は何なんだろうと思ったトッテン。
すぐさま九九の歌の時と同様に便利なYouTubeで検索し、「大きい数」という動画を発見。
何かに憑りつかれたように何度も見てすぐに暗記しました。私、長年生きてきましたが京の後を初めて知りました…。
ちなみに無量大数は1の後に0が68個続きます。
100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
数学嫌いな私はもう見てるだけで拒否反応が起きそうです。こんな数字、一体いつ使うのか!
さらにさらに無量大数で終わりかと思いきや、もっと大きな数が存在するらしい。
仏典に現れる具体的な数詞としては最大のものとしてあらわされる、
「不可説不可説転」
今となってはトッテンのお気に入りワードベスト3です。
1037218383881977644441306597687849648128
この他にもGoogleという社名の由来ともなったグーゴルプレックス(1010100)、ギネスブックに載った“最大の数”のグラハム数、などなど数字の世界は広い!
知らないことがたくさんありますが、息子のおかげで新たな知識を得た母でした…。
トッテンについてでも書きましたが、2歳後半にはスーパーの駐車場に並ぶ車のナンバープレートを読み上げるのが好きな子でしたので、この成長具合はそこまで驚きはしません。
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長男トッテンについて~多動多弁の元気っ子~
長男トッテンは多動多弁で元気な男の子。高い所に登ったりしてスリルを楽しむ。そのわりに繊細で慎重な一面を持ち合わせています。
こだわりと興味の幅の狭さから何か変だぞ?と思い児童精神科を受診。そしたら自閉症スペクトラムとADHDの診断がありました。やっぱりかと安堵の気持ちとこれからどうしようという不安な気持ちと複雑でした。
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多分教えればもっともっと伸びそうですが、私の実力がついて行けそうにないので教えてません。
あとは小学一年生になったときに算数の時間に無気力になられても困るからです。
でも苦手なお絵かきや塗り絵の出来具合は…4歳代、下手したら3歳代くらいかもしれません。
もう塗り絵をしてる時なんて体全体が軟体化して、見るからにつまらなそう、興味なさそうです。
4歳の時、幼稚園で「スキーをしている人のスキーウェアに好きな色を塗る」という課題が出ました。
他の子は色とりどりに青やピンク、お花柄の可愛らしいスキーウェアを描いてる中、我が子トッテンの絵はというと…所狭しと数字が並んだスキーウェアでした。しかもモノクロ。
あれには衝撃を受けました!!そのくらい好きなんですね。
言語力も同様に幼いです。
トッテンは病院で言語訓練を受けているのですが、先日受けた言語テストでは8か月遅れとの結果が出ました。
一方的に自分の好きなことをしゃべる分には流暢ですが、何かを聞かれたとき、説明をしなければならない時、感想を聞かれたときのおしゃべりはとんちんかんです。
話したいことが脳内でうまくまとまらないって感じです。
やはりこの発達の凸凹が発達障害の困るところであり、無限の可能性を感じるところでもあります。
凡人の私には成し得ないなにかをやってくれそうで心配半分、期待半分です。
得意な部分が苦手な部分を上手くカバーしてくれればいいのですが…。
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会話の細分化とワーキングメモリー
スモールステップで成功の喜びを増やす 一方通行な会話 マイペースなおしゃべり君トッテン 前回くもんの ...
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最近購入したカードゲーム「シソック」
本屋さんの前を通った時、計算・数マニアのトッテンにピッタリのかるたを発見!
私は普段、日用雑貨は店頭では買わずポイントを付けるためインターネットの楽天経由で購入するのですが(買い回りキャンペーン中にまとめ買いします)、これは自宅待機中の今すぐ必要!と判断し即購入。
1650円なり~。チャリーン…結構いいお値段する…。
政府には自宅待機の娯楽対策費を出してほしいくらいだわ。
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次男のチョロボンがいるときにカルタなど出すと、カードを折られる・舐められる・持ち去られて無くす…と最悪な事しか起こらないと予想されます。
なのでお昼寝中に夫とトッテンと私の三人でプレイ開始!
…結果、トッテン大はしゃぎ!大人も楽しめてかなり盛り上がりました!脳トレにもよさそう。
「シソック」は、たす・ひく・かける・わるの、四則(しそく)計算が遊びながら身につくカードゲームです。
2枚のカードを、せーので同時に出し瞬時に四則計算。周りの数字のカードの中から答えを見つけ出し、+-×÷の書いたシートの上に先に置いた人がカードをゲットできます。持ち札の多い人が勝ち!
さすが学研!よく出来た知育玩具です。
みんなでコミュニケーションをとりながら楽しく計算練習ができます。
でもいつも相手できるとは限らないので、そんなときは一人でできる別ルールでやってます。
ルーレット好き・お金の計算好きなので今度は人生ゲームでも買ってみようかなと検討中です。
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このように数に対して抱く興味が半端じゃない彼にも悩みはあるようで…
そろそろ始まる新学期についてです。不安感に支配されやすいトッテン。
次回はそのことについて書こうと思ってます。