母も必死!!試行錯誤のトイレトレーニング
前回はスタートラインに立つまでの話でしたが、今回はいよいよトイトレ開始のお話です。
だけども、読んでたトイトレの本通りになんていかないよー(怒)!!
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【苦難の連続】どうしてもトイレが怖い!忍耐のトイレトレーニング①
トイレに対して異常なまでの恐怖心とこだわりを持つ息子との二人三脚トイレトレーニング。褒めてみたり励ましてみたりおどけてみたり…いろいろ手を尽くしてトイレへといざなう母と、トイレでおしっこをしたくない息子とのやりとりの記録。
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トイレを異常に怖がる長男トッテンですが、風呂場でならおしっこできるんです。
ということは!
今までトイレで排泄させるという事しか考えてなかったけど、
とひらめいた私。
正直、風呂場がアンモニア臭くなるので嫌でしたが、トイトレを進めるキッカケになるんならそのくらいなんてことなーい!!
さっそくトッテンに
と提案。
浮かない顔のトッテンでしたが数時間後、おしっこをしに風呂場に走って行く姿を目撃!!
やったーーー!大成功!!
さらに次のステップへ。
お風呂の時に使う「手桶」の中におしっこをしてみるよう提案。
(もちろん後日新しい手桶を購入しました)
今まで排水溝めがけてしていたところから、的が少し小さくなったのが面白かったのか意外にもすんなり成功!
何度か繰り返したのち、次のステップへ。
今度は「紙コップ」の中におしっこをしてみるよう提案。
だんだん的が小さくなり難易度も上がってきましたが、ゲーム感覚で挑むトッテン!
紙コップキャッチ大成功です!!
紙コップめがけておしっこしては、便器に流しに行くという流れを何度かこなす。
さて、いよいよ風呂場から移動しましょう!
ここで焦りは禁物。
いきなりまたトイレでするというと、拒否反応を起こすのが怖かったため、結構時間を費やしました。
まずは風呂場のドアを出たところで
紙コップキャッチ
↓
脱衣所を出たところで
紙コップキャッチ
↓
リビングで紙コップキャッチ
↓
玄関で紙コップキャッチ
↓
いよいよトイレが近づいてきました!!トイレ前で紙コップキャッチ
↓
便座の前で紙コップキャッチ
↓
便座の蓋を開けて立ちしょんスタイルで
紙コップキャッチ
(紙コップは便座の中の手前側)
ここの位置を何度も何度も繰り返す
そしてある日!!
母は紙コップキャッチしてる最中にわざと手が滑ったふりをして、直接便器の中にトッテンがおしっこする状況を作り上げてみました。
と、トッテンは一瞬焦るも、おしっこは途中で止められない。
初めて立ちしょんをした瞬間でした。
私はもう嬉しいのなんのって・・・トイレで踊りました!
半ば母に騙された形で進んだトイトレ。
私の思った通り、一度直接おしっこしてみて案外平気だと思ったらしく、次からはちゃんとトイレでできるようになりました!
もう本当に感動しました。
この頃にはもう日中、お兄さんパンツで過ごせるようになってました。
だけどウンチはダメです。
どうしてもオムツに履き替えてからじゃないとしないのです。
(トイレでウンチできるようになったのは5歳になるちょっと前。)
でもまぁとりあえずおしっこはできるようになったので第一段階突破です!
(ちなみに紙コップにもこだわりがあり、絶対白いやつじゃないとイヤ。柄の付いたのやマックの紙コップは断固拒否でした。おもしろーい。)
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次なる問題は幼稚園でのトイレ
そんなこんなで4歳4カ月の頃には、家の中で一人でおしっこができるようになりました。
なので晴れてお兄さんパンツで登園できるようになったのです。
でも次なる問題が発生。
なんと幼稚園では全然できないのです。
先生によると、我慢して我慢して朝9時から降園の15時まで一度もおしっこに行かないそうなのです。
そしてたまに漏らして帰ってきたり。
次から次へと現れる難題。
そうなんです。彼は人前で裸を見せるのが大嫌い。
幼稚園の先生にだって見せたくない。見せていいのは母だけなのです。
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不安要素先取り男とお気楽男
先行き不安感が強い長男と、楽天的な次男。同じようにして生まれ、同じように育っている兄弟。でもやはり別個体なので考え方は人それぞれです。幼稚園嫌いな長男と幼稚園大好きな次男のお話。
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よって、先生の前では立ちしょんできない。
こだわりの強さが仇となり、生きづらくなる。
この頃は本当にこだわりが多く、この子の将来が心配でした。
どうしようもないので、私は2週間ほど毎日昼になったら幼稚園へ行き、トッテンが一人で幼稚園のトイレで用を足せるように特訓をし、帰る・・・という日々を続けました。
本当にいちいち大変です。
その後、このトイレ問題がどうなったのかというと、卒園まで大人トイレ(先生用)ですることになるのです。
よくよく話を聞くと、
というのです。
そんなの誰も気にしてないし見てないよ…と呆れてしまいましたが、きっとこの子にとっては大問題でとても嫌な事なんだろう。
と思い、幼稚園の先生に相談してみることに。
と提案してもらい、快く許可していただけたのでした。
本当にありがたかったです。
4歳9カ月頃、ようやく幼稚園の大人トイレで排泄できるようになりました。
年長になった今でも、みんなと一緒に並んで用を足すのはイヤなようで、尿意を催すと一人で大人トイレへと走っていってるようです。
小学校に行ったらどうするんだろうか…。
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スモールステップで少しずつ前進していこう!
色々不安になったりして慎重なトッテン。
スローペースでもできる事は確実に増えてきています。
周りの意見や状況に焦ることなく育てていけるよう、私も心がけていきたいと思ってます。
それがなかなか難しいんですが!
今でも根に持っている義母の言葉。
「○○(夫)は1歳半でトイレ行けたんだけどねぇ!」
「○○(夫)はそんなことくらいでは泣かなかったけどね!男の子らしくないね!」
「落ち着きがないのは自由に育ててるからじゃない?私はもっと厳しくしてた。」
私も男の子二人の母。いずれはお姑さんという立場になるでしょう(多分)。
いつか会うお嫁さんと話すときは、孫と過去の息子を比較するのは絶対やめようと思ったのでした。
時代が違う。環境が違う。
しかも大体の思い出話が美化されていたりする。
やっぱり成長具合なんて個人差が大きいですからね。
悩んでるときに余計な一言はストレスです。