断ることが苦手な息子と、強引な友達への対応に悩む母

放課後の友達付き合い問題

普段、私は仕事をしているため、息子は16時ごろまで学童で過ごしている。

でも週に一回くらいはまっすぐ家に帰ってくる日を設けていて（仕事が休みの日）、この日だけは家に友達を呼んでもいいということにしている。

以前、友達が来まくって家の中がカオスになった事があったので2人まで、という制限付きで。

それ以上になるようなら公園に行くよう伝えている。

長男トッテンは自分ちが大好きで、友達を呼んでゲームなどをして過ごしたいタイプ。

自分のテリトリーだとのびのび過ごせるらしい。

私は、というと正直言って友達を招くのは家が散らかるしうるさいし気乗りしないのだけれど、息子の交流関係を円滑にするべくなるべく頑張って対応している。

過去には毎日訪れる子もいた。

ご近所のA君は毎日ピンポンしてきて「今日トッテンくんちで遊んでいいですか？」

今まだ帰ってきてないから無理かな、と言っても「いなくてもいいよ、弟チョロボンと遊ぶから」という謎の返答に仰天した日々。

結局はうちにあるゲームがしたかったわけなんだけど。

▽▽毎日ピンポンするA君▽▽

実はそういうのがストレスで仕事を始めたといっても過言ではない。

だけど週一だったらまだ耐えられる。

ちなみにこのA君、今どうなったかというと…半年ほど前にいきなりお引越しした！

なので今じゃ全く来なくなったのである。

比較的平和な日々を送っていた最近だったけれど、また久々に悩ましい事態が起こる。

何度も断っているのに食い下がるK君

ジャイアンみたいにハチャメチャ強引ではないけれど、NOといっても粘り続けるK君への対応に困っている。

幼い頃からから仲良くしているK君、明るく元気でいい子なんだけど自分の意見を押し通すところがある。

そして虚言癖があり、口が達者である。

対する息子トッテン、精神年齢は幼いし、争いが嫌い。ゆえに自分の意見をはっきり言えない。

▽▽トッテンの取扱説明書▽▽

先日、学校からK君と帰ってくる途中に「今日遊べる？」と聞かれた息子トッテン。

てっきり自分ちで遊ぶのかと思い「遊べるよ！」と返答。

でもよくよく聞くと「これから一緒にBくんちに遊びに行こう！」ということだったらしく、

「え！？それはちょっと…」

となった息子。そのB君とはたいして仲良くはないし、そもそも自分ちで遊ぶ気満々だったため全く気乗りしない様子。

我が家に到着し、玄関のドアノブをもちょもちょいじりながら、はっきりした返事をしないトッテン。

嫌だけど、はっきりいやだと言い出せない息子を見て、

「アナタはどうしたいの？早く返事しないとK君の遊ぶ時間が無くなっちゃうよ」と急かしてみたところ、

「お母さんが決めて…」

との弱気発言。

「自分が行きたいかどうかの問題なんだから、お母さんに聞かないで自分で返事しな！」

と伝えると

「えー…行きたくない。」

と本音がポロリ。

だったらそう伝えればいいんだよ、というと

「…今日は行かない…」

と蚊のなくような声でK君に断りを入れるトッテン。

「えーーでも行ったら楽しいよ！トッテン行こうよ！」

と、ゴリ押ししてくるK君。

「いや、今日はやめとく」

と勇気を出して再度伝えるものの

「だってトッテンと行きたいんだもん、ねぇ行こうぜ――！」

と、なかなか粘り強いK君。

こりゃさすがに助け舟を出してやるか…と母、口をはさむ。

「なんだか今日は気分が乗らないらしいからK君一人で遊びに行っておいで。それに約束してないトッテンがいきなりお邪魔したら、B君のママも困っちゃうかもしれないからさ！」

と言っても

「大丈夫！Bが友達二人までは連れてきていいって言ってたから！」

「あそこのお母さんいっつもイイよイイよって言うから絶対大丈夫！」

と譲らない。なるほど、これは手強いぞ。

優しく接してくれてるかもだけど、そのお母さんは実はイヤかもしれないんだよ？

なーんて言えないから、ふーん、とはいいつつ、もう一度

「でも今日は止めておくよ、またね！」

と私の中では結構キッパリ言ったつもりだったんだけど、あーだこーだとなんとか誘い続けて帰る気配の無いK君。

その傍らに、断ってるのに強引に誘われ続け、困り果てる息子。さて困った。

ややしばらく経って、「じゃ、あとで迎えに来るから！」と去って行ったK君。

…え！？

ひとまず家に入り、もう一度息子トッテンの気持ちを確認。

とにかくすんごく行きたい気分ではない、ということだったので迷った末にK君ママに電話。

「今日はトッテン、あんまり乗り気じゃないみたいだから、うちへは寄らず直接Bくんちに行くよう伝えてもらえる？」

と伝えると

「きっとKがしつこく誘っちゃったんでしょ～？ごめんね～了解！」

と察してくれたことで一応話が落ち着いた。

もう～ホントなんだかどっと疲れたわ～。

強引な人ってさ、一緒にいると疲れるよね。粘らないで欲しい。

今後の断り方について考えてみる

そして今後、息子はこういうタイプの子にどう対応していけばいいのかな…と悩ましい気持ちになった。

断ってるのに食い下がる相手に、どう接するのが正解なの？

私はどう対応するべきだったんだろう？なんて息子に教えたらいいんだろう？

正解はわからないけど、恐らく「毅然とした態度ではっきり断る」べきだったんだろうな。

「え～どうしよう。え～どうする？」

なんて言ってたから「押せば行ける！」と思わせてしまったんだろうな。

今度またこういうことがあったら、はっきり「NO」と言ってさっと家に入ろう。

…と思っている。難しそうだけど。

追記

ちなみになぜトッテンはそんなにも行きたくなかったのか？

正解は「家でのんびり弟とカービィのゲームがしたかったから」

いやいやいや・・・そんなのいつでもできるやんけ！！！

友達と遊ぶのも大事なんですよぉぉ～～！！？

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▽▽参考になったブログ▽▽

【精神科医Tomyの毎日ひぐらし】
強引な人への対処法

大事なのは、「揺らいでいるところを見せない」ってこと。

うーん、その通りだよなぁ・・・しかし難しい。

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